こんばんは
去年の今頃に書いてたブログ。
「残暑のちょっとした過ごし方 (サイズ感でメリハリをつける)」
「残暑のちょっとした過ごし方 (サイズ感でメリハリをつける) Pt.2」
「残暑のちょっとした過ごし方 (サイズ感でメリハリをつける) Pt.3」
残暑って季節の変わり目で、
気候は夏だけど気分はもう秋のような微妙な時期。
夏に着てきた服にも飽きてくるけど、秋服を着れる訳でもない。
だからサイズ感を変えてテンション高く、残暑を過ごす為の方法としてのブログ。
今年もそんな意味を込めて、
今年の気分を全開に落とし込んで書いてみました。
過去のブログからも、
「タイト」よりも「オーバーサイズ」寄りな気分が至る所から伝わってくる。
いま街を歩いていると、
トップスが「オーバーサイズ」でボトムスが「タイト」の人も多くなってきたような気がします。
これは去年のブログでオススメしてたサイズ感。
もちろん僕らがどうのこうのっていう訳ではないと思いますし、
やっぱり現代のファッションアイコンである者の影響が大きいのかな。
でも、僕らとしてはこれってあくまでも去年の気分。
過去のPt.3のブログにもちょろっと予言的なニュアンスで書いていましたが
もちろん今年には今年の気分が。
トップス、ボトムス、両方ともユルめ。
まさにこれが今の気分。
去年は「オーバーサイズ」って言ってましたが、
今の気分を表現するなら「ユルめ」って表現がしっくりくる。
正直、
上下ユルめのスタイルってピンとこない方の方が多いかもしれません。
でも来年、再来年くらいに街で見かけるようになるかも?
一応、僕らの気分って話でスタートしましたけど、
コレクションブランドを見てもこの流れは間違いないかと。
もちろん新しくトレンドに上がってきたワード、
「90's」
「ノームコア」
「ノンシャラン」
「ワントーン」
「オーバーサイズ」
ここら辺とも全てに関係あり。
点と点を線で結ぶのなら
いま話題の「ノームコア」(究極の普通)、
これってその言葉通りにそのまま普通に着てたら単なる普通の人。
あくまでもサイズ感でこなれた雰囲気が大事。
ノームコアって聞いてバッチバチのサイズ感は思い浮かべないかと思います。
どっちかと言えば「ユルめ」ってイメージ。
足下だってカチッとするよりはサンダルでイージーな感じ。
ストリートテイストと一緒に浮上した「90's」スタイルの流行だって、
当時の事を思い出してみれば皆サイズ感は大きいはず。
「ワントーン」だって、
色でコントラストを付けられない分、サイズ感でアクセントを付けてこそ。
もちろん素材も。
さらに言えばシルエットも重要。
ここは「ノンシャラン」にも通じる部分ですけど、ロング丈やショート丈でのレイヤード。
これもある意味サイズ感の一つ。
そう。
僕らのサイズに対する気分って気分だけど気分じゃない。
ちゃんとトレンドを踏まえた上での気分。
全てが繋がっている、そんな気がしてきませんか?
様々な情報が無意識のウチに頭の中で構築されて
「気分」って生まれるモノ。
だからこそ、
去年のブログからの全部ユルめに行き着く気分は必然な様な気もします。
このブログの結果も
来年あたりにはどうなっているか楽しみですね。
確信はしてますが、もし見当外れだったらすいません。
あとは、
ユルめの気分が自分にシックリくるかこないか。
我々のいつもの感じは若干のユル過ぎ、かもしれませんが、
比較的お店でも
ワンサイズ大きめのサイズを選ばれるお客様が徐々に増えている様に思い、
ユルめスタイルの波を感じつつもあります。
残暑を楽しむ手前、
トレンドに乗っかってみるなら、
このブログに乗っかってみてはいかがでしょうか。
と、
偉そうに言いましたがファッションにルールなんてない。
トレンドも数あるスタイルの中の一つというだけ。
だからあくまで
我々の「気分」って言葉で締めくくります。