70年代、、、
「どれだけシェルコードバンを買えば、あなたのビジネスは継続できますか」
これは当時のオールデンの社長の言葉。
その言葉を投げかけられたのが、
「Horween社」
オールデン、コードバン、ホーウィン社。
この3つは切っても切れない。
オールデンの魅力の一つと言えばやはりコードバン。
そのコードバンを生産しているのがホーウィン社。
ホーウィン社のコードバンといえばこれもまた一つのブランドと言っても良いかも知れません。
そのクオリティはやはり長い歴史の賜物であり最高級。
それは今も昔も変わらず、ホーウィン社あってのオールデンという関係。もちろんその逆もしかり。
そもそも世界で3社しか作れないのがコードバン。
技術的にも難しいのはもちろん、時間もかかる。
「皮」が「革」になるまでが約5ヶ月間。
もちろんすべて職人の手作業。
気が遠くなるような手間隙をかけて完成する。
だからこそ希少であり「革のダイアモンド」と呼ばれている。
さらにその希少さに拍車を掛けているのが近年の生産量の低下と需要の増加。
生産量の低下は単純に原皮が不足しているから。
コードバンの元は馬の皮です。
それも単なる馬ではなく農耕馬、しかもそのお尻の皮だけ。
さらに1頭から靴であれば1足が作れるかどうか。
大きさも違いますが、牛と馬を食べる回数を比べればそれは容易に想像出来るかと。
需要の増加は日本だけでなくアメリカはもちろん。ヨーロッパでも人気を見れば一目瞭然。
オールデンで言えば、
990のNo.8や1340のブラックコードバンなど。
こういった定番のアイテムでさえ、国内ではなくなってきているのが現状です。
さらにご存知の方も多いと思いますが、今年の始めには値上げもされましたよね。
色んな要因がありますが、こういったことも無関係ではないはすです。
そして、ここからが今回の話の本題と言っても良いかもしれません。
お好きな方ならご存知だと思いますし、探している方も多いと思います。
「ウィスキー」「シガー」「ラベロ」
いわゆるレアカラー。
生産量の少ないコードバンの中でもレア中のレア。
画像を見て頂ければわかるかと思いますが、革の肌目が透けてみれるくらい薄い色。
実はこういった薄い色のコードバンは元々の皮のキズや粗が目立っていまうので、
良質な素材の中でもさらに良質な原皮が手に入った時のみ生産されるカラー。
もちろん薄いので色ムラなどにもなりやすく、技術的にも難しい。
ダイアモンドで言えばピンクやブルー、イエローなどの希少価値と同じですかね。
ちなみに国内でこの3カラーのいずれかがが入ってくるのは数年に1回とのこと。
モデル、サイズはその時々。
それもごく少量。
お金があれば買えるといった物ではなく、運とタイミング次第。
だからレア中のレア。
むしろこの先、生産されなくなる可能性もあります。
実際にもう生産されなくなってしまったレアカラーもありますので、
見つけたら即買いが当たり前!!
「ラベロ」
そして今回の買い付けでSOTA JAPANもついにやりました!!
運とタイミングを味方につけて入荷です。
日本中を探しても新品でしかもこのプライスではまずないかと。
自分でシワを入れて、一から育てるのがやはりオールデンの醍醐味ですからね。
あー、、、
でも確率的に考えると次SOTA JAPANに入ってくるのは数年後になってしまうのか。。。
そう考えると本当に幻みたい。
愛や友情と一緒で、
お金を出しても買えないモノをこの機会に是非!!