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Channel: SOTA JAPANのファッションブログ
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Maison Martin Margiela、新規UP

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こんばんは

本日、Maison Martin Margiela、新規UPしました。

ラフ・シモンズをファッションの世界へ誘ったコレクション

ショーの美しさのあまり観客の半分が涙を流していた

そんな逸話を残す

ファッションの長い歴史に最も大きな影響を与えたメゾンの一つ。



「Maison Martin Margiela」

ファッションの既成概念を覆す

あるいは、

ファッションとは何かと再定義するかの様な

コンセプチャルなスタイル。

マルジェラが問う「ファッションの価値」

今回、

数あるラインの中でも特に

氏のメッセージを強く感じる事の出来るアイテムが入荷しました。



ライン④から「レプリカライン」

マルジェラがフランスで見つけた1970年代のボーイズジャケット。

こちらは、

古着から見つけた「ソレ」をただただ忠実に複製させた1着。

そこにデザイナーとしての仕事は無く、

ただマルジェラのタグが付けられたジャケット。



一つボタン、やや野暮ったさも感じる太めのラペル。

過去の素晴らしいデザインを現代に蘇らせると共に、

全てを服に語らせるマルジェラがこのラインから消費者へ問うのは

「デザインの価値」ではないでしょうか。



ファッションヴィクティムは、

デザインを買うのか、

それともブランドのタグを買っているのか、

ただ何気なく袖を通している「服」への懐疑的なメッセージ。

マルジェラを選ぶ事が、

一つの応えであるのかもしれませんね。



「レプリカライン」の他にもアイテムは揃っています。









全ての常識を覆すものであったことから

「デストロイ・コレクション」と称されていました。

皆様もご存知かもしれませんが、

四隅をステッチで留めただけのタグ。

これはいつでも取り外しを出来る様にする為らしいです。

ブランドネームを取り除いて残るのは「服」、「デザイン」

衣服そのものの価値へ疑問を投げかける様にもとれますし、

そこにはマルジェラ本人の

クオリティ、そしてデザイン力への絶対的な自信の表れとも解釈出来るのではないでしょうか。

ファストファッションが満盈する今日のファッションシーン、

決して安い価格帯ではないアイテムですが、

そこにはハッキリとした違いがあります。

その答えは、

マルジェラに袖を通す事で明確になるかもしれません。

そしてもちろん、









全てグッドプライス!!!!!!





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