こんばんは
楽しんで頂けてますでしょうか?
「ALDEN週間」
ついに4日目に突入です。
恐らく、ALDENの事をさっぱり分からなかった方も、
自身1人でお買い物を出来る様なちょっとした知識はついたはず、かと思います。
でしたら、
買った後、どう靴と付き合っていくのか。
本日は
「ALDENのケアについて」
スタートです。
やっぱりコードバンに関して言えば、
ピカピカに光っている状態が1番て事は間違いありません。
でも、ケアって大変そうなイメージですよね?
しかも特殊な素材のコードバン。
正直、僕もめんどくさそうと思っていたのですが、
やり方を知ってビックリしました。
え、それだけ?といった感じです。
今回はその方法をご紹介させて頂きます。
まず使うのはこちらのみ。
SOTA JAPANでも入荷するとすぐになくなってしまう、
「KIWI」のパレードグロス。
今は日本でも買えるみたいですが、ほとんど見かけたことはないです。
日本で普通に売っているものとは違い、シリコン入りなので簡単にピカピカに。
これを使う理由としましては、
オールデン社がコードバンの仕上げとして
このKIWI社のシューポリッシュを使っているから。
成分が変わってしまう際には、
全在庫を買い取ってしまうほどこれに信頼を寄せています。
では、
実際にやってみましょう。
まずはこれを少量取り、
アッパー全体にうすーく伸ばしていきます。
その後、
水を数滴ずつ垂らして磨きあげるだけ。
はい。
これだけです。
もうピッカピカ。
使う道具もブラシを使ってもいいですし、
パンストを使って磨くでも大丈夫。
ただあんまりゴシゴシ力を入れないよう注意して下さい。
なんか、簡単過ぎて心配になりますよね。
でもいろいろ調べていたら、
ブルックスブラザーズ本店のベテラン販売員の方は
霧吹きで水をかけ、それだけでピカピカに磨き上げるそう。
だからこれぐらいでも問題ないんです。
またカーフなどのケアの方法は以前のブログ
「トリッカーズについて その2」
こちらと同様ですのでご参考にして頂ければと思います。
これでもう、ALDENを怖れることはなくなったと思います。
ラスト、モデル、革、ケアと長くなってしまい申し訳ありません。
ここまで色々と偉そうに書かせて頂きましたが、
正直ブログを書いてみて思った事。
言葉や写真だけでALDENの魅力を伝えるのには限界があります。
最前を尽くさせて頂きましたが、
やはり靴は履いてなんぼのもの。
選んで、買って、終わりではなく。
長い時間を共有してこそ真価を発揮するものだと思うからです。
特にコードバンは履き込んで、手入れをしてこそ輝くもの。
あとは、
気になったならお客様に履いてほしい。
もしほんの少しでも興味を持って、
試してみたいと思って頂ければ幸いです。
でもやはり最後にもう一言だけ。
やはりスニーカーに慣れてる方には
オールデンは履きやすい革靴だと思いますしオススメです。
特殊なラストは長時間履いても疲れにくい。
また、長年愛され続けている信頼と実績。
流行に価値を左右される事はありません。
20代から60代までジェネレーションギャップもありません。
そして、モードにもカジュアルにもどちらでも合わせられ
アメリカ靴という枠にとらわれない懐の深さ。
オールデンというブランドが持つ
「付加価値」というスペシャルな部分。
歩くため、ファッションアイテムとして、
それに加えて中毒性を持つ嗜好品しての面も。
最高です。
そして、
これはちょっと小耳に挟んだだけなので詳細はわかりませんが、
来年にオールデンが値上げをするとかしないとか。
合わせて、消費税の引き上げも控えていますよね。
いま以上にプライスという面で、敷居が高くなります。
迷ってる暇は、
あともう少しだけです。