こんばんは
引き続きやってます!
「ALDEN週間」
本日は、
ALDENの何を掘り下げていきましょうか???
昨日のおさらいも含めてですが、基本的には
「このラスト」には「このモデル」
といったような、だいたい決まった組み合わせがあります。
ラストの事を理解して、
モデルの事を理解すれば、
もう、ほぼほぼ問題は無くなりますよね。
ということで、宜しければ本日もお付き合い下さい。
「ALDENモデルについて」
コレでいきましょう。
まず面白いのがオールデンには、一つ一つに番号がついています。
それが品番です。
それは色が変わる、紐が変わるだけでも違ってきます。
ショップ別注となればそれ毎の品番があることになりますので、
つまり星の数ほど品番が溢れていることになり、
そこから1つをチョイスするのはなかなか難しいのではないでしょうか。
なので、
その中でも抑えとくと間違いない、
代表的なモデルを紹介させて頂きたいと考えました。
#990
トップバッター、
バリーラストを使用したオールデンの代表的なモデル。
こちらは1枚のコードバンから出来ており、
それ1枚に馬のお尻半分を使用しているので
一足作るのに馬一頭を使うオールデンの中でも類を見ない貴重な靴。
クセのないスタンダードなラストも魅力です。
ファーストオールデンとしてもオススメのモデルになります。
オールデン好きならいつかはたどり着くところ。
それが、遅いか早いかの違いだけではないでしょうか。
そしてトムブラウンもプライベートで履いているという、、
トムブラウンにこの1足を合わせる人を、
ツー
と僕は呼びます。
#1340
こちらもバリーラスト。
そして人気のチャッカブーツ。
元々はポロで用いられていたブーツが期限と言われています。
バリーラスと特有の安定感と、
くるぶしまで覆ってくれる安心感の組み合わせ。
ぜひ味わって頂きたい。
個人的にはシワの入り方がプレーントゥよりもカッコいいです。
基本的にはカジュアルですが、
ドレスシューズの延長としてあらゆる場面でお使い頂ける1足。
#54331
こちらもオールデンを代表するモデル。
アナトミカのピエール氏が広めたといっても過言ではない
モディファイドラストを使用。
足なりにシェイプしており、
歩行をサポートしてくれるようなフィット感。
ワイドでローなラストは履き心地とは裏腹に
シャープに見える不思議。
カジュアルでもスーツでもいけます。
でも、ビシッとスーツに合わせるモデルを探しているのであれば、
まさにコチラかもしれません。
日本だと1番人気ありそうですね。
他にもプレーントゥ、ストレートチップ、ブーツなど幅広くあります。
#2937F
ミリタリーラストを使用したプレーントゥ。
まさに軍のサービスシューズのような佇まい。
しかしアメリカでは展開されていないし、
平均を取ったような履き心地は物欲をそそります。
ボテッとした顔つきはチノパン、デニム、軍パンとなんでもあり。
他にもタンカーブーツなどによく使われています。
#4113
インディーブーツ。
映画「インディージョーンズ」で着用されたされたのが由来。
いまオールデンでこのモカ縫いが出来る職人は数人だけ。
ワークブーツの様でワークブーツではない。
レッドウィング、ホワイツなどリアルなモノとは別物。
この良いトコ取りのモデルを好んで履いているファンの方も多いです。
通常はトゥルーバランスラストですが
写真のはモディファイドラスト。
アナトミカ別注だとモディファイドですね。
というより、
アナトミカ別注はローファー以外すべてそうです。
#986
コードバンのローファー。
こちらはヴァンラストの物。
モカの部分がソールに対して垂直なため、
つま先はゆとりがあります。
ちなみに、日本で初めて紹介されたALDENのモデルが、
まさにこのコードバンのローファー。
当時を知る人には懐かしいはず。
ブルックスブラザーズが特別に作ってもらっていた
ライニング無しのタイプも人気がありますね。
#81562
細身のアバディーンラスト。
まるでヨーロッパの靴のような端正な顔つきが特徴。
タッセルローファーの原型は
オールデンが作ったと言われています。
きました、つまり元祖です。
なんでもそうですけど、
元祖で悪いことはめったにないです。
アメリカでは弁護士の象徴とされ、1番人気があるらしい。
履けば知的に見えるかもしれません。
ラフなスタイルを引き締めるアイテムとしても使えますね。
と、
以上が代表的なモデルになります。
画像はすべてSOTA JAPANにあるモノを使わせて頂きました。
一応品番も載せましたが、
ちょっと変わるだけで品番が変わってしまうので
そこは参考程度にお考え頂ければと思います。
#990の色違いが#9901、#991はサドルだったりとこんな感じで、
多少分かりにくいかもしれません。
しかも、
覚える必要なんて全く無し。
なのでやはり品番が重要というよりも、
あくまでも履く、歩くためのアイテム、
そしてもちろん、
オシャレを楽しむ為のアイテムです。
どのモデルを履いてみたいのか、
どのシチュエーションで履きたいか、
そのラストは自身に合うものなのか、
などをはっきりさせておくことが重要かと思います。
それには、
昨日の「ALDENのラスト(木型)について」のブログと、
本日のモデルについてを合わせてお読み頂ければ、
ALDENをどこから手をつけていいか分からない方も、
ある程度のHow Toとしてご活用頂けるのではないでしょうか。
最初にも言いましたが、
品番は星の数ほどあるので分からないことはたくさんありますし、
昨日から一環してお伝えしたい事、
変に固定観念を持たず、基本的な特徴を知った上で、
ご自身の感覚や好みを第一に靴選びエンジョイして欲しい。
結局はご自身が満足であれば、
品番もモデルも関係ないことですからね。
すいません、
またまた熱くなってしまいましたが、
「ALDEN週間」は始まったばかり!!!
明日もお楽しみに!!