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コットンについて

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こんばんは

コットンといえば一番身近な素材。

世界中の誰もが一着は持っていると思いますし、

日本で言えば洋服の約40%コットンから作られています。

そんなお馴染みの素材だからこそ

もう少し広く、深く

コットンのすばらしさを伝えたい。

以前書かせて頂いた「スーピマコットンについて」のブログ。

多少、重複する部分もありますが、

今回はこちらをアップデートさせて頂きました。

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コットンの始まりは、

7000年前のインドまでさかのぼり

そこからヨーロッパ、アジアに広がっていきました。

現在では約90カ国で栽培されていますが、

その産地や品種、栽培条件などによって品質はバラバラです。

もっと言えば天候に左右されるのでその年ごとに差が出てしまいます。

では、

どんな綿が良質なのか?

簡単に言うと白くて、細くて、長いもの。

その中でも長さによって種類が分けられ、

3.5㎝以上のものは超長繊維綿としてブランド化しています。

つまり、

コットンと一口に言っても同じではないんです。

どこ産のどのコットンを使っているかが重要。

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SOTA JAPANではスーピマコットンを推していますが

それにもきちんとした理由があります。

スーピマコットンが先程の超長繊維綿であり、

通常のコットンの

40倍の強度や、

「綿のカシミア」

と呼ばれていることは前回のブログでもご紹介しました。

それに加えて、

世界三大綿の一つがスーピマコットン。

数ある中のトップ3の一つ。

そしてスーピマコットンの生産地であるアメリカでは

他にも数多くの品種が栽培され、コットンの輸出国としては長いあいだ

なんと世界一。

更に、政府も関わってコットン栽培を支援していおり、

技術開発や綿花政策にカを入れてきました。

現在では質、量ともに安定してコットンを生産出来る唯一の国とも言われています。

まさに、

コットンを作る最適な条件が揃っている綿大国なのです。

しかしそんな中でも

スーピマコットンと名乗ることが出来るのは

わずかしかないんです。

もちろん他にも高級綿はありますが

質、量、価格の安定というところではスーピマコットンには及びません。

素直に、一度触って頂きその違いを実感してほしいです。

強度もあって、

ふわとろ質感で、

色鮮やか。

一番馴染みのある素材だからこそ、差のつけたいトコロ。

ぜひお買い物の際には、

素材使いにも気を使って頂くと、ファッションをより深く楽しめるかもしれません。

ちなみに、

最初の画像はインドから伝わってきたコットンを

植物性のものだと知らなかったヨーロッパの人々が想像で書いたものだそう。

ヒツジが実ってます。




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