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残暑のちょっとした過ごし方 (サイズ感でメリハリをつける) Pt.2

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こんばんは

昨日のブログ、

「残暑のちょっとした過ごし方 (サイズ感でメリハリをつける)」

ご覧頂けましたでしょうか。

昨日のブログを一言でまとめると、

「残暑をエンジョイする工夫」

今回も引き続きサイズ感についてのお話です。

店頭で接客をしていたり、街行く人をみていると

タイトに着たいと考えてる方が多いのかなとすごく感じる事が多々あります。

なので今回はサイズ感の中でも、

「タイト」

にフォーカスをあててみました。

改めて振り返ってみると、

細身のスタイルが出てきたのはすごく最近ですよね。

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90年代半ば~00年代前半まではいわゆる

「裏原ブーム」

サイズ感はルーズにダボッと着るのが定番でしたね。

当時、裏腹ファッションにドップリだった方も多いのではないでしょうか。

着こなしの一つに腰パンや、

靴もプレミアムスニーカーかゴツいブーツ。

MAX狩りも懐かしいニュースですね。

短靴を履いてる人なんてほとんどいませんでした。

そんなサイズ感や、

スタイルの既成概念を壊したのが皆様ご存知の

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エディスリマンのディオールオムです。

アイテム自体はデニムにレザージャケットといった特に新しいモノではなく、

あくまでもサイズ感で違いを出していました。

もちろん、それ以前にもラフシモンズやヘルムートラングの様に

サイズ感に特徴を出したコレクションを展開していたデザイナーはいましたが、

着る人を選ぶほどのスキニースタイルを

メンズで提案したのは当時では新鮮だったと思いますし、

流行らしたのは彼に間違いないですよね。

あのカールラガーフェルドがディオールオムを着たいが為に

ダイエットをしたのも有名な話。

むしろ、

今日のファッションシーンを見ると流行らしたというよりも、

メンズのファッション史における

価値観や概念を根本から覆したような感じも見受けられます。



当時は、

トップスもパンツもとにかく細く、着丈は短いか長いかのどちらか。

そしてパンツは、

股下が長めで裾にためるのも特徴でしたね。

もちろん、当時の大流行がソレでしたので、

同じようなアイテムが様々なブランドから出されました。

しかし、

2007年のエディスリマン退任後と共に、

それらのブランドは方向転換や、無くなったものが多いのではないでしょうか?

しかしながら、

その中でもスタイルをを変えず、

スキニースタイルの代名詞となっているブランドが

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「CHEAP MONDAY」

自分達でセレクトしておきながら、ちょっといやらしい話の流れですが

当時から未だに人気があるブランドというのも、ほんとうに他には思いつきまん。

この継続力や、コレクションの参加等も、

やはりSOTA JAPANでセレクトしている大きな理由にもなります。

またご存知の方も多いと思いますが、

ブランドネームのそのまんま、

土曜、日曜と飲んだくれてお金がない、月曜日でも買えるようにと

低価格でありながらストレッチの効いた履き心地と

抜群のシルエットのスキニージーンズで瞬く間に世界中で支持を獲得しました。

そういえば、

あのケイトモスが穿いた事も一因でしたね。

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「ジャスト」+「ジャスト」

当時はまさにこのスタイル、カッコいいですね。

もはや定番です。

でも、今っぽく穿くなら、

「オーバー」+「ジャスト」

もいい感じですよね。

サンローランとして復活したエディスリマンのコレクションもそうでしたけど、

パンツは変わらずタイトなままでしたが、トップスは若干ユルくなっていた様に思います。

パンツの丈も長めをそのまま穿くと言うよりは、

ジャストの丈、もしくは短めで。

他にも裏原のブランドの復活や、

スタイルのミックスも主流化し、

モード全開よりは、

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ストリートっぽさを入れるのも現代的な着こなしと言えるのかなと思います。

サンローランに話を戻すと、

「グランジ」の提案もトップスのユルさに関係している気がします。

最近の、

「タイト」

なサイズ感についての流れを簡単に書かせて頂きましたが、(長くなってすいません)

今回のブログでは、

「太い」パンツが多い方は

「細い」パンツに変えるといった着こなしの工夫が

今、言い換えるなら残暑に、まさにオススメという事になります。

マンデー関係無く、

夏はエブリデイ遊び過ぎてお金がなくなってしまった方にも嬉しい

チープマンデーで、是非着こなしの幅を増やしてみて下さい。

元々パンツはスキニーを穿かれている方は、

ちょっとTシャツのサイズをワンサイズづつ上げてみるのも、

あまりお金をかけずに変化を楽しめるのかなと思います。

それは、

サンローランが復活した今だからこそ楽しむ事の出来る、

「残暑の工夫」です。

別に、タンスの奥から引っぱり出した大きめの服を、

タイトなパンツに合わせても、それはアリです。

そんな新しい発見のお手伝いをコチラのブログが担えれば嬉しいです。

また洋服を売る側としては、

お買い上げ頂いた服がすぐ着れなくなってしまうのも大変悲しい事。

物を長く、大切にするという意味でもこの様なブログを書かせて頂いてます。

夏をアクティブに遊び回った後には、

ご自宅で1人ファッションショーを開催してみてはいかがでしょうか。


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