こんばんわ
これが無くては完成しない、
毎日着るスーツのお供。
ビジネスシーンにはもちろんですが
トラッドやプレップスタイルが定着し、
カジュアルにもバッチリお使い頂けるそんなアイテム。
本日は、
そんなネクタイについて書かせていただきます。
ここでざっくりと歴史を紐解いてみました。
ネクタイの起源は17世紀までさかのぼります。
オーストリアのクロアチア兵達が首に巻いていた物を、
ルイ14世が流行らせたのが始まり。
その後、1890年代には現代の物とほとんど変わらないネクタイが誕生し
スーツにネクタイという装いが紳士服の基本として定着しました。
それから約120年経った今でもその基本的なスタイルは変わらず残っているんですよね。
簡単に書きましたけど
これってすごくないですか。
流行り廃り関係無しってことです。
普遍的。
つまり今買った物がこれから先何十年と使っていただくことが出来ますので
何枚あっても困りません。
そんなベーシックなアイテム、だからこそ
ちょっとした部分で他の人と差を付けたいですよね。
そこで今回は「ネクタイの結び方」にスポットを当ててみました。
上から、順に
・プレーンノット
・ダブルノット
・セミウィンザーノット
・ウィンザーノット
この様に結んであります。
下にいく程ノット(結び目)が大きくなっているのが
わかっていただけると思います。
それと、真ん中にくぼみがありますが、これはディンプルと呼ばれるものです。
やっぱり
ネクタイはティンプルを作った方がキレイでお洒落に見えますね。
このディティールもVゾーンで人と差がつけられる重要なポイントですので、
是非マスターしてみて下さい。
YOUTUBE等で「ネクタイ ティンプル」と調べると、
詳しく結び方について説明した動画が見れます。
それでは細かくご紹介、
まず1つ目はプレーンノットからです。
基本中の基本の結び方ですのでご存知の方も多いと思います。
結び方も簡単で着脱によるダメージも少ないのがポイント。
今回はレギュラーカラーのシャツで合わせましたが
結び目が小さいのでスマートな印象ですね。
他にもボタンダウンの襟元との相性も抜群です。
2つ目はダブルノット。
プレーンノットに一手間加えもう少しボリュームを出す結び方です。
見た目にはそこまで違いはないですが、
少し個性を出したい時や
わかる人にはわかるというお洒落が楽しめます。
今回はボタンダウンのシャツと合わせましたが
適度なボリューム感がかわいいですね。
プレーンノット同様にレギュラーカラーとの組み合わせもオススメ。
3つ目はセミウィンザーノットです。
形がキレイな三角形になりフォーマルな雰囲気に仕上げたい時にどうぞ。
細めのネクタイを細長い結び目にしたくないときも重宝します。
こちらも今回はボタンダウンのシャツと合わせましたが
セミワイドカラーのシャツとも相性は間違いなさそうですね。
最後はウィンザーノット。
かの有名なウィンザー公がはじめたとされる結び方です。
こちらもキレイな三角形になり一般的にフォーマルな場で用いられます。
今回ワイドカラーのシャツと合わせましたが
襟の開きとノットのボリュームがいい感じですね。
サンプル同様、
結び目が大きいのでディンプルを2つ作ってもバランス良く仕上がります。
ネクタイの結び方について
以上で終わりになります。
基本は小さい襟には小さい結び目のものを、
大きい襟には大きい結び目のものを選べば間違い無いですが、
もちろんシャツの生地感やネクタイの太さによって見え方が変わってきますので
様々な結び方を試してみて下さい。
ネクタイの結び目も奥が深く、今回ご紹介させて頂いた以外にもまだまだ沢山結び方がございますが、
シーンで使いこなせれば、なによりかっこいいですよね。
長々と書かせていただきましたが、
このブログが皆様のお買い物、ファッションライフにお役に立てば幸いです。